家づくりの要となる柱・土台・床の根太を支える大引に、こだわりの国産檜を使用。
最新技術によって生まれた新乾燥材で、高い耐久性と高い強度を可能にしました。
木は、住む人にとって様々な良い影響を与えてくれます。
木の良さを活かした家づくりで、ご家族の健康や、暮らしを守るよう心がけています。
お客様とスタッフ、現場の職人が、思いを一つにしてつくりあげて初めて、
家族の幸せがたくさん詰まった家ができると、私たちは信じています。
天然木は繊維の方向で収縮率が違います。これが乾燥による割れを引き起こす最大の原因でした。このため、通常は1箇所の割れ目を人工的に入れる事で収縮率を分散させる必要がありました。ですが、季節によっては割れ目が膨張する事もあり、その結果、壁に歪みや亀裂を生じさせていました。
日本古来から生息する檜。太古の昔、脂分を多く含んでおり、檜を削り、それに摩擦を加えることで火を起こしていたことから、「火の木」との名前が付いたと言われています。有名なものでは現存する世界最古の木造建築と言われる奈良の法隆寺に使用されています。
日本書記によると「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい。」と書かれています。
皆さんご存知でしたでしょうか。日本の様々な歴史的な建造物を支えてきた檜「ヒノキ」。光沢や、品質の良さに加えてその耐久性の強さは世界でトップ レベルとも言われいています。なんと驚くことに、今現在最も建築で使用されているコンクリート素材の倍以上の耐久性を兼ね備えているのです。
例えば、コンクリートの耐久年数は長くて60年(風化が進行する速度が1cmにつき20年くらい)、一方で檜の耐久年数はその約3倍以上の200 年。加えて、その200年という期間中はむしろ強くなっていくそうで、伐採から200年は強くなり、そこから1000年かけて徐々に衰えていくのです。近年では「総檜造り」と呼ばれる家の隅々まで檜を使う家も増えており、一等品として注目を浴びています。つまり、檜はコンクリートにも勝る自然界が作り上げ た最強の建築素材の見方なのです。
ヒノキは、ただの建築素材ではなく、その特有の芳香作用から、お風呂等をはじめとしたリラックスの場にも使用されています。例えば、近年では「香り嫌いな 人」にも香りを楽しんでもらおうと大手製薬メーカーが「ウッド系芳香剤戦略」を打ち立てています。また檜には、アルファピネンとボルネオールという成分が 含まれていて、気分を落ち着かせる効果があることから、アロマオイルにも使用されており、森林浴と同等のリラックス効果が期待されています。
そのほかにも、檜のもつ抗菌作用を利用し、シロアリ、ゴキブリ、ダニ対策にも使われています。居酒屋のカウンターやまな板なども檜が使われているものもたくさんあります。
このように古来より檜は日本人の生活を支えてくれる大切な資材でした。檜の香りを嗅ぐだけでも癒されます。現代の生活にも欠かせない檜。その檜の持つ良さをもっと知ってください。皆さんの生活がもっと潤うものになると思います。